昭和20年、
母方の祖母と伯父が大阪大空襲で焼け野原になったこの地で店を構えた当初
『美津の』は喫茶店でした。
父方の祖父母が千日前でお好み焼屋
『常盤』を再建。
ソース味に餓えていた人達に大変喜ばれ、
行列ができたとか・・・
三代目となって四半世紀が過ぎた今
『美味しかった ありがとう』と
喜んでもらえるお好み焼屋に生まれて、
本当に良かったと思います。
これからもずっと『みんなのお気に入り』
伝統と歴史のある日本古来柄。
【うず巻きの様に何年たっても飽きのこない店であり続けたい】 との思いから、「の」の字をデフォルメしたものです。
「関西」とひとくくりにされますが、大阪と、京都、神戸、似たような食材を使いながらも全く別物。 洋食焼をルーツに持つ美津のは、アイディアマンの先代の発案でミンチを入れる大阪でもめずらしい店。 昔は「何で?ミンチ」と思ったこともあるけれどこのミンチが、ええ仕事させていただいてます。
今や総合商社で一括仕入れが、当たり前の飲食業界。小さな店だからこそ出来る、"わざ"と"こだわり"で魚は魚屋さん、肉は肉屋さん、漬物は漬物屋さん、こんにゃくはこんにゃく屋さんとその時々で一番美味しいものを仕入れさせてもらってます。
その日使う分だけ自転車に乗って「まいど~」と配達して下さる。
大量生産出来ない美津ののお好み焼はそんな方々の心意気で成り立っています。
おおきに